スケジュール管理が重要

フリーランスの魅力といえば、会社員の勤務とは異なり、自ら自由に仕事を進められる点が挙げられる。基本的には進捗の報告などを上司に求められることがなく、自分のペースを保つことができるのだ。しかし、その分プライベートと仕事の切り替えが難しく、そういう意味ではスケジュール管理やタスク管理が重要とだろう。
また、会社員であれば、ユーザーやクライアントとの間でトラブルが起こった場合、組織の一員として守ってくれるが、フリーランスは自らの責任において全てに対応しなければならない。裁量や権限がある反面、大きな責任が降りかかってくることもある。

フリーランスにおすすめのスケジュール管理の方法は、定時を決めて仕事に臨むことだ。残業などの概念がないフリーランスは、仕事が一段落するまでだらだらと続けてしまうことも多いが、集中力が散漫になってしまうことにもなりかねない。そのため、思い切って会社員と同様に、自分なりに定時を決めて取り組む方が集中できる。
また、締切日の1日前に作業を終えておくことも重要だ。あえて納期を前倒しして、全体のスケジュール管理をすることが望ましい。会社員のように上司への報告は不要だが、日ごとや週単位、月単位のスケジュールをあらかじめ決めておこう。短期と中長期の両方のスケジュールを組むことで、モチベーション維持も可能となる。スケジュール管理をするためのツールは無料のものも多く、簡単に見つかるだろう。